三月の青空

高校、大学入試も終わりが近づき、残すは公立高校後期選抜のみとなりました。

倍率は0.99倍と、2000年度以降、過去最低とのことです。

確かにひと昔前では考えられないような高校が定員割れをしています。

来年度はどうなるのでしょうか。

個人的には倍率が低くて、入れる高校を選ぶのではなく、行きたい高校を選んでほしいものだなと思います。

がんばって掴み取った合格はやはり格別だと思いますから。

変わらないもの

時代は目まぐるしく変化しています。

もちろん、どの時代にも変化はあったはずですが、私が子供のころはもう少しゆるやかだったような気がします。

ただ最近の出勤時、晴れ渡った青空を見ていると

「変わらずに空は美しいな」

とありがたく感じます。

 

なぜなら空の青さを美しいと感じられるかどうかは、その時の心次第だからです。

嬉しくても悲しくても辛くても、どんな時も空は私たちの頭上にあります。

恐らく人類が滅びるまで、それは変わらないでしょう。

しかし、深い悩みを抱えていたり、何か辛いことがあったりした時に空を見上げて美しいと感じられるでしょうか?

きっとできないと思います。

「こっちの気持ちも知らないでなんでこんなに青いんだよ!!」

と思えるくらいであればまだマシで、何も感じないか、そもそも空を見上げる余裕すらないかもしれません。

空は変わらずにそこにいてくれるのに。

空の青さ

空の青さは変わりませんが、人には特別な空の青さがあるように思います。

全員ではないと思いますが、少なくとも私にはあります。

 

一番古い記憶は小学生低学年の頃のものです。

当時私の両親は共働きで、学校が終わると祖父母の家に行っていました。

そして夕方、また自宅へと帰るという生活でした。

 

そこに不満はありませんでしたが、土曜日だけは直接家に帰れたのです。

(当時は土曜日も午前中だけ学校がありました。)

 

特に悩みらしい悩みもない小学生だったと思いますが、何とか一週間を乗り切り下校の時間になりました。

そして自宅まで残り200メートルくらいのところでしょうか。

ふと空を見上げました。

その時思ったのです。

「ああ空はなんてきれいなんだろう」

と。

なぜかは分かりませんが、この時のことは今でもはっきりと覚えています。

振り返ってみると、私の人生には何度か特別な青空があったような気がします。

 

小学生の時、靴を水たまりに濡らしてしまい友だちに負ぶってもらったあの時。

 

中学時代、サッカー部の練習が終わり夏休みに入る前のあの時。

 

高校時代、大学に合格し、自転車で高校に報告に行くあの時。

 

そして、塾講師になり、自分は間違っていないと思えたあの時。

 

今日も空は青く澄み渡っています。

今私はそれを美しいと感じられています。

当たり前のようでそれは当たり前の事ではなく、感謝すべき事なのかもしれません。

中学三年生へ向けて

入試に向け今もがんばっている中学三年生、努力が報われるのはもうすぐだ。

最後まで諦めずに出来ることを少しでも増やそう。

そして、全力を出し切った後の晴れ晴れとした気持ちで空を見上げてごらん。

きっと15年の人生の中でも、とびきりきれいな空が広がっているはずだよ。

そしてその青空を覚えておいてほしい。

その青空はその先の君の人生を支えてくれるものになるかもしれない。

がんばれ!!

 

個別指導塾 栄伸館塾長 小西啓太

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