世界は捨てたもんじゃない

What a wonderful world.

「なんてすばらしい世界だろう」

これはルイ・アームストロング、サッチモの名曲のワンフレーズです。

このWhat  ~!「なんて~だろう!」の英文を感嘆文と呼び、私は中高生に教える機会が毎年あります。

私はこう伝えていました。

「英語では使うけど、日本語ではなかなか使わない表現かもしれないね」と。

しかしこの感嘆文、実はすばらしい表現なのではないかと最近思い始めたので、それを文章にしてみます。

60位から6位へ。「初めてうれし涙を流しました」

今年の四月から通塾を開始してくれた中学二年生の生徒がいます。

中学一年時の三学期、がんばったけれど思ったような成績が取れずに塾を考え始めたそうです。

数学が苦手で、一年三学期の期末テストの点数は37点。

そこからどうすれば伸ばせるか考えながら、予習で数学の指導をしていきます。

正直なところ、最初から信頼されていたわけではないと思います。

しかし日々を共に過ごすうちに、数学が少しずつ分かるようになってくるうちに「ちゃんと信頼されている」と私は感じられるようになりました。

1学期期末テスト直前、部活動停止期間、私はこう言いました。

「早い時間帯にもし来られるなら、一日だけちょっとサービスで見てあげるよ」と。

彼女はいつもより90分早くやってきました。

そして塾で三時間の勉強をして帰っていきました。

テスト結果は37点アップの74点!二倍です。

平均点40点台と低かったこともあり順位は60位から6位まで上がりました。

その報告をしてくれた際に、実は彼女、プレッシャーもあったと語りました。

学校の先生からも褒められるようになったのはいいものの、結果を出せるのだろうかと。

ですから成績表、順位を見た際にはホッとしたそうです。

その時の様子をこう語ってくれました。

「ホッとして・・・初めてうれし涙を流しました」と。

 

生徒が全員帰り、私一人になったときに思いました。

「なんとすばらしいのだろう、教育という仕事は」と。

テスト結果に関しては本人の努力あってこそです。

しかし、人生初のうれし涙に私が関われたことがうれしかったのです。

成績が上がり、感謝され、なおかつ私自身も教えていて楽しい。

こういった場面ではやはり感嘆文がふさわしいと思った出来事でした。

東京、そして群馬の空

さて、8/9から私はお盆休みをいただきました。

連休初日は東京に日帰り旅行に行くことにしました。

20代前半から半ばくらいまで、私は東京で暮らしていたのです。

ふと昔が懐かしくなり、かつての職場の浅草付近を散策し、上野の美術館に行くのもいいなと思いついたのです。

久しぶりの浅草は・・・昔と同じようでもあり、以前より活気があるようにも思えました。

一番印象的だったのは、カップルも家族連れも外国人観光客もみな幸せそうだったということです。

仲見世通りや国際通り、浅草周辺は毎日歩いていたわけですが、20代前半の私は周囲を見渡す精神的余裕がありませんでした。

ですから東京は「活気がある街」「色々な人がいる街」と頭ではわかっていてもただの風景にしか映っていなかったのかもしれません。

ふと顔を上げて辺りを見渡せば、様々なお店が軒を連ね、大道芸人が一生懸命働き、路上ではおじさんたちがお酒を楽しんでおり、友人同士が笑顔で語らっており・・・

現在の私にとって、東京は素敵な街でした。

いいことばかりではありませんでしたが、ここで20代前半を過ごせたことは決して無駄ではなかったとも思えました。

そして上野の国立西洋美術館で美しい絵画を鑑賞した後、群馬に帰りました。

 

・・・東京は素敵な街でしたが、人が多くさすがに疲れました。

前橋に着くとやはり群馬は落ち着くな、故郷というのはやはり特別なんだなと、あらためて思いました。

そして車で自宅へ帰る途中、車の進みがやけに遅い、渋滞していることに気がつきます。

その瞬間、ドン!!パラパラパラ・・・という音が聞こえ、車内から夜空を見上げると赤や青、黄色や緑の美しい花火が上がっていました。

そうです。忘れていましたが、8/9は前橋の花火大会だったのです。

渋滞していたことはむしろ運が良かったのかもしれません。

車内から花火をじっくり楽しむことができました。

そして思いました。

「まるで『おかえり』と祝福してくれているようだな」と。

もちろんただの偶然です。

しかし美しい偶然でした。

これだけの花火を打ち上げるために花火職人さんだけでなく、どれだけの人が関わっているのでしょう。

どれだけの人が「花火を楽しんで幸せになってもらいたい」と思っているのでしょう。

そんなことを考えながら見上げる群馬の空は、とてもとても美しいものでした。

そして道に目を向ければ、東京ほどの数ではありませんが浴衣姿の人々が優美な花火を様々な表情で見つめていました。

そして自宅に着き、過去のこと、現在のこと、未来のこと。

様々なことに思いを巡らせました。

思い浮かんだ言葉は「人は、人生はなんとすばらしいのだろう」というものでした。

大げさに感じられるかもしれませんが、夏期講習が一区切りつき、まとまった休みが取れた私は素直にそう思ったのです。

なんて~だろう、という感嘆文は、使いどころがない表現ではなく、めったに出会えない感情が浮かんだときだけに使える、価値のある表現なのだなと気づいた2025年の夏でした。

今週から夏期講習は再開しており、来週からは通常授業に戻りますが、引き続きがんばります。

個別指導塾 栄伸館塾長 小西啓太

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